10月25日「iOS 10.1」の配信が開始され、iPhone7、iPhone7Plusであれば、アップル社の新サービスであるApple Pay(アップルペイ)が日本でも利用できるようになった。Apple PayはiPhoneにクレジットカードやJR東日本の交通系プリペイドカードSuicaを登録し、iPhoneの近接(非接触)無線通信機能を使って、支払いができるという機能だ。日本で、同様な機能は「おサイフケータイ」という名称で2004年からフィーチャーフォン(いわゆる「ガラケー)」で利用できるようになっていた。その意味で、日本のユーザーにとっては新奇性のあるユーアーエクスペリエンスとはいえない。しかし、スマートフォンが主流の時代になったあと、日本ですでに普及していたこの非接触通信技術が国際標準と異なっていたために、iPhoneのような国際的に統一したモデルを提供するハードウェア側での“日本仕様”への対応が進んでいなかった。ユーザーがiPhoneを選択しない理由として、この機能がなかったことが理由としていた人も多いに違いない。今回、iPhoneで非接触型の支払いシステムに対応したことで、そうしたユーザーを取り込むことにもつながるのではないだろうか。
一方、サービスが開始された日、SuicaをiPhoneに登録する人が集中したことから、Suicaのシステムに障害が発生をしたことが報じられている。その後、障害は短期間に回復をしたようだが、ユーザーの期待が高かったことを象徴するできごとだったともいえる。そして、今後もこの非接触無線通信技術を使ったサービスは拡大をするとみられる。課題としては、来日する海外の利用者が日本のシステムを簡単には使えないのではないかと思われることだ。こうしたことをふまえると、あらためて、国際標準技術の意味を考えさせられる。

ニュースソース

  • 日本で「Apple Pay」、iPhoneかざしてSuica、クレカが使えるように[ケータイWatch]
  • 「Apple Pay」のSuicaとモバイルSuicaでアクセス集中、徐々に回復[ケータイWatch
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