フェイスブックは全世界で20億人のユーザーを達成したと発表している。また、毎月10億人が何らかのグループ機能を利用しているというので、作られたアカウントの数だけでなく、高いアクティビティがあることを示しているといえるのではないか。日本ではフェイスブックよりも、LINEの方が広い層に人気があるが、世界を見渡すとフェイスブックが同じような状況にあるわけだ。
そうしたフェイスブックに代表されるSNS各社はテロ対策のための活動を始めている。フェイスブック、マイクロソフト、ユーチューブ、ツイッターの4社は「Global Internet Forum to Counter Terrorism:テロリズムに反対する全世界インターネットフォーラム」を組織すると報じられている。
また、インスタグラムは人工知能技術を使ってヘイトコメント問題を解決していこうとしているようだ。
日本ではテロなどは海外と比較して差し迫った問題として捉えられてはないようだが、2020年の東京オリンピックをはじめ、国際化がますます進むなかでは同様な取り組みは求められていくことになるだろう。
安心安全な国際社会の実現を目指す、世界規模の大手各社の取り組にには今後も注目しておきたい。