今週のマストドン:生みの親オイゲン・ロッコ氏登場
去る6月7日〜9日まで、幕張メッセで開催されたインターネット技術と関連製品の展示会Interop Tokyo 2017に分散SNSとして注目されているマストドンの生みの親、オイゲン・ロッコ(Eugen Rochko)氏がビデオ会議システムで遠隔出演した。開発の経緯、開発者自らが述べるコンセプトなど興味深い内容となった。また、記事によると、マストドンのユーザーは60万で、その半数は日本人だという。日本で急に受け入れた理由は不明だが、海外の巨大企業らに牛耳られている「場」からの独立を志向しているという側面もあるのだろうか。
また、ITmediaでは、企業が建てたマストドンのインスタンス(いわゆるサーバー)の一覧などが紹介されている。この記事では、すでに14ものインスタンスがある。これも盛り上がりを象徴する動向だ。
ニュースソース
- 「マストドンを作った理由」、生みの親のオイゲン・ロッコ氏が語る、Interopの基調講演に生出演[INTERNET Watch]
- 「企業とマストドン」の動きをまとめた[ITmedia]
- 2016年11月、マストドンを最初に伝えた海外メディア[ITmedia]
- iPhoneで歩きマストドンが可能に―Tootdon、タイムライン音声読み上げを追加[ITmedia]
- Mastodonスパムをディープラーニング技術により判定、ウェブクライアント「Naumanni」に実装[INTERNET Watch]
- マストドン会議日記(1)― とある日の編集部風景[ASCII.jp]