出所:NECニュースリリース

さまざまなセンシングのアイデア、そしてセンサーの実装、それを体に身につけることでこれまでにない可能性を探る、その取り組みの一つが「ヒアラブルデバイス(Hear+ableの造語)」だ。これまでのウェアラブルデバイスは時計、メガネ、衣類など、アクセサリー的に身に付けるものとして実装されてきたが、ヒアラブルデバイスとはさまざまなセンサーや入出力装置をイヤホンのように耳に装着するタイプのデバイスである。これを発表してるのはNECだ。
イヤホン型のデバイスにはマイクやスピーカーなどの入出力装置、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサーなどが内蔵されていて、通常の会話や環境音だけでなく、内耳反響音、体内音を検知したり、位置情報や活動量などを測定することができるというものだ。他のデバイスよりも、装着感が少ないのではないかと考えられ、さらにはより多様なデータを測定できる。なによりもマイクやスピーカーもあるので、これまでどおりのハンズフリーとしての用途もある。
考えてみれば、人間の耳は“センサー”として重要な役割を担っている。それをデジタル化したデバイスによって補完することはある意味で自然なアプローチと思える。
また、将来的にはスマホに話しかけなくても、リアルタイムでの機械翻訳や会話の意味の解釈などが行われたりと、自然なスタイルでの新たな対話ができてしまうかもしれない。

ニュースソース

  • NEC、ヒアラブルデバイスのプロトタイプを開発〜事業化に向けデバイスを活用した実証実験を加速〜[ニュースリリース
  • NEC、ヒアラブルデバイスの実証実験用プロトタイプを開発[ITpro
  • 耳にはめるだけ、個人認証や位置特定「ヒアラブルデバイス」―NECが新開発[ITmedia
https://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2017/06/NEC.jpghttps://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2017/06/NEC-130x130.jpg編集部ニュースキュレーションIoT,ハードウェア(スマートデバイス/コンシューマー),ヘルステック,企業戦略/業績,情報通信,新製品さまざまなセンシングのアイデア、そしてセンサーの実装、それを体に身につけることでこれまでにない可能性を探る、その取り組みの一つが「ヒアラブルデバイス(Hear+ableの造語)」だ。これまでのウェアラブルデバイスは時計、メガネ、衣類など、アクセサリー的に身に付けるものとして実装されてきたが、ヒアラブルデバイスとはさまざまなセンサーや入出力装置をイヤホンのように耳に装着するタイプのデバイスである。これを発表してるのはNECだ。 イヤホン型のデバイスにはマイクやスピーカーなどの入出力装置、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサーなどが内蔵されていて、通常の会話や環境音だけでなく、内耳反響音、体内音を検知したり、位置情報や活動量などを測定することができるというものだ。他のデバイスよりも、装着感が少ないのではないかと考えられ、さらにはより多様なデータを測定できる。なによりもマイクやスピーカーもあるので、これまでどおりのハンズフリーとしての用途もある。 考えてみれば、人間の耳は“センサー”として重要な役割を担っている。それをデジタル化したデバイスによって補完することはある意味で自然なアプローチと思える。 また、将来的にはスマホに話しかけなくても、リアルタイムでの機械翻訳や会話の意味の解釈などが行われたりと、自然なスタイルでの新たな対話ができてしまうかもしれない。 ニュースソース NEC、ヒアラブルデバイスのプロトタイプを開発〜事業化に向けデバイスを活用した実証実験を加速〜[ニュースリリース] NEC、ヒアラブルデバイスの実証実験用プロトタイプを開発[ITpro] 耳にはめるだけ、個人認証や位置特定「ヒアラブルデバイス」―NECが新開発[ITmedia]IT第二幕を世界のニュースで横断読み解き。