昨年来、車とITの融合が進んでいる。毎月のように、車メーカーとIT企業との提携などが発表されていることから、現在、各社がどのような関係になっているのかを直感的に理解しにくくなっている。そこで、日経テクノロジーオンラインに掲載された資料を紹介したい。もちろん、この図は記事掲載時点のもので、その後に大きな変化が発生する可能性があることはいうまでもない。
これを見ると、「大量データ解析」「自動運転システム」については、各国の有力企業同士の提携が行われているように見えるが、「高精度地図」「画像認識」「車載コンピューター」では日本企業は国内で閉じている傾向にあるように思える。特に、AIのハードウェア分野で存在感のあるNVIDIAやインテルとは直接の関係がないところは気になる点だ。また、各社、得意分野に集中し、オープンイノベーションを推進しているようにも見え一方、グーグルは幅広い分野での垂直統合型の開発をしているように見える。さらに、この図からはZMPなどのベンチャー企業が示されてなく、こうした企業まで含めると、さらに複雑な業界提携図になっていくことだろう。そして、これまでと同様に、この分野では今後も業界再編などが起こることが予測され、各社の戦略には注目をしていくべきだ。

ニュースソース

NextPublishingの関連書籍
20年後、私たちはどんな自動車に乗っているのか?
新技術への挑戦は続き、新たな次世代車がどんどん世に出てきます。
しかし、技術動向や社会の状況を考えると、20年、30年先になっても、私たちが日常的に使う車の大半は今とあまり変わらない可能性もあるのです。急には変わらない側面とその理由を紹介し、その中で次世代車が一定の地位を占めていくための条件と、普及した世界の姿を示していきます。
https://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2017/03/ThinkstockPhotos-515601734-600x400.jpghttps://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2017/03/ThinkstockPhotos-515601734-130x130.jpg編集部ニュースキュレーションAI(人工知能),企業戦略/業績,情報通信,自動運転昨年来、車とITの融合が進んでいる。毎月のように、車メーカーとIT企業との提携などが発表されていることから、現在、各社がどのような関係になっているのかを直感的に理解しにくくなっている。そこで、日経テクノロジーオンラインに掲載された資料を紹介したい。もちろん、この図は記事掲載時点のもので、その後に大きな変化が発生する可能性があることはいうまでもない。 これを見ると、「大量データ解析」「自動運転システム」については、各国の有力企業同士の提携が行われているように見えるが、「高精度地図」「画像認識」「車載コンピューター」では日本企業は国内で閉じている傾向にあるように思える。特に、AIのハードウェア分野で存在感のあるNVIDIAやインテルとは直接の関係がないところは気になる点だ。また、各社、得意分野に集中し、オープンイノベーションを推進しているようにも見え一方、グーグルは幅広い分野での垂直統合型の開発をしているように見える。さらに、この図からはZMPなどのベンチャー企業が示されてなく、こうした企業まで含めると、さらに複雑な業界提携図になっていくことだろう。そして、これまでと同様に、この分野では今後も業界再編などが起こることが予測され、各社の戦略には注目をしていくべきだ。 ニュースソース AIのデータを巡る「車×IT」、ホンダは協調、トヨタは内製[日経テクノロジー] NextPublishingの関連書籍 20年後、私たちはどんな自動車に乗っているのか? 新技術への挑戦は続き、新たな次世代車がどんどん世に出てきます。 しかし、技術動向や社会の状況を考えると、20年、30年先になっても、私たちが日常的に使う車の大半は今とあまり変わらない可能性もあるのです。急には変わらない側面とその理由を紹介し、その中で次世代車が一定の地位を占めていくための条件と、普及した世界の姿を示していきます。IT第二幕を世界のニュースで横断読み解き。