人工知能技術の適用場面は毎週のニュースで取り上げられいて、その広がりは想像以上に早い。そのようななか、将来なくなる職業について論じた記事を見かけるが、果たして気象予報士はどうだろうか。
日本アイ・ビー・エムが気象予報センターを開設し、気象予報業務の許可を取得した。気象庁をはじめ、海外の気象当局、アメダスなどの観測データを基にして、人工知能により気象変化を予測し、同センターの気象予報士がチェックした後、1時間ごとにデータを契約企業に提供するということだ。人間が処理しきれないほどのデータを利用しながら、かつ人間が組織的に24時間定時の予報を出すよりも、安定的に運用できる点では素人が考えても優れている方法だろう。なお、実際の成績をどう評価するかかこれからの市場の評価ということになろう。
いずれにしても、気象予報士にとっては、強力なライバルが登場したことになる?

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  • 日本IBM、気象予報に本格参入 人工知能で予測、電力会社などにデータ提供[ITmedia
https://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2017/03/ThinkstockPhotos-172586780-600x450.jpghttps://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2017/03/ThinkstockPhotos-172586780-130x130.jpg編集部ニュースキュレーションAI(人工知能),企業戦略/業績,新製品人工知能技術の適用場面は毎週のニュースで取り上げられいて、その広がりは想像以上に早い。そのようななか、将来なくなる職業について論じた記事を見かけるが、果たして気象予報士はどうだろうか。 日本アイ・ビー・エムが気象予報センターを開設し、気象予報業務の許可を取得した。気象庁をはじめ、海外の気象当局、アメダスなどの観測データを基にして、人工知能により気象変化を予測し、同センターの気象予報士がチェックした後、1時間ごとにデータを契約企業に提供するということだ。人間が処理しきれないほどのデータを利用しながら、かつ人間が組織的に24時間定時の予報を出すよりも、安定的に運用できる点では素人が考えても優れている方法だろう。なお、実際の成績をどう評価するかかこれからの市場の評価ということになろう。 いずれにしても、気象予報士にとっては、強力なライバルが登場したことになる? ニュースソース 日本IBM、気象予報に本格参入 人工知能で予測、電力会社などにデータ提供[ITmedia]IT第二幕を世界のニュースで横断読み解き。