「ウェブアノテーション」とは、ウェブページ上メモや付箋を作成したり、保存したりできる機能である。これまでもアイデアはあっても、標準化が具体的に進まなかったものの一つだが、ついにW3Cが「ウェブアノテーション」に関する標準仕様策定に動き出した。具体的には、「Web Annotation Data Model」「Web Annotation Vocabulary」「Web Annotation Protocol」の3つである。さて、これは先日、W3Cの傘下に入った電子書籍ファイル形式EPUBとも無関係ではない。電子書籍でもアノテーションの技術が標準化されることを意味する。すでに、アノテーションができるキンドルの方式との関係も気になるところだ。
W3CとIDPFの合併に反対していた人たちは、こうしたことを懸念していたのだろう。つまり、“自分たちの知らないところ(コミュニティー)”で決まった仕様が、いきなり天から降ってきたようにやってきて、EPUBに影響を及ぼすということへの理不尽さだ。もし、アノテーションの仕様策定に参加したいのなら、電子書籍のコミュニティから出て、ウェブ技術のコミュニティーで議論に参加しなければならない。こうした環境変化を乗り越えられるかどうかも元IDPF側のメンバーにとって、これからの試練となるのだろう。

ニュースソース

  • WEB ANNOTATION WORKING GROUP[W3c
  • W3C、Webアノテーションを実現する関連3規格を勧告、電子書籍ストア各社に今後に影響も[hon.jp DayWatch
https://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/11/ThinkstockPhotos-536772285-600x400.jpghttps://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/11/ThinkstockPhotos-536772285-130x130.jpg編集部ニュースキュレーションコンテンツ,標準化動向,電子出版/コンテンツビジネス「ウェブアノテーション」とは、ウェブページ上メモや付箋を作成したり、保存したりできる機能である。これまでもアイデアはあっても、標準化が具体的に進まなかったものの一つだが、ついにW3Cが「ウェブアノテーション」に関する標準仕様策定に動き出した。具体的には、「Web Annotation Data Model」「Web Annotation Vocabulary」「Web Annotation Protocol」の3つである。さて、これは先日、W3Cの傘下に入った電子書籍ファイル形式EPUBとも無関係ではない。電子書籍でもアノテーションの技術が標準化されることを意味する。すでに、アノテーションができるキンドルの方式との関係も気になるところだ。 W3CとIDPFの合併に反対していた人たちは、こうしたことを懸念していたのだろう。つまり、“自分たちの知らないところ(コミュニティー)”で決まった仕様が、いきなり天から降ってきたようにやってきて、EPUBに影響を及ぼすということへの理不尽さだ。もし、アノテーションの仕様策定に参加したいのなら、電子書籍のコミュニティから出て、ウェブ技術のコミュニティーで議論に参加しなければならない。こうした環境変化を乗り越えられるかどうかも元IDPF側のメンバーにとって、これからの試練となるのだろう。 ニュースソース WEB ANNOTATION WORKING GROUP[W3c] W3C、Webアノテーションを実現する関連3規格を勧告、電子書籍ストア各社に今後に影響も[hon.jp DayWatch]IT第二幕を世界のニュースで横断読み解き。