少しまえから米国メディアで話題となっているのが殺人事件現場にあったアマゾンエコーについてだ。
アマゾンエコーとは日本では未発売のスマートアシスタントと呼ばれている情報家電で、人間の音声の問いかけに対して、AIなどが返答したり、要求されたアクションをするものである。年初の米国家電ショー(CES)でも、さまざまな家電機器に音声インターフェイスとして組み込まれることが発表されたことで、日本でも知名度が上昇中だ。
このアマゾンエコーが殺人事件現場にあったことで、事件解明につながる、なんらかの証拠となる音声がこれに録音されているのではないかということで、捜査当局がアマゾンに対して、データの開示を求めているのだが、アマゾン側はプライバシーの侵害にあたるとして、開示を拒んでいるということが報じられている。まさに、「家政婦は見た」ではなく「アマゾンエコーは聞いた」状態なのだ。
アマゾンのプライバシー保護の主張もさることながら、アマゾンエコーはどこまで聞いているのだろうか。そういえば、ラスベガスの高級ホテルでは全室にアマゾンエコーを設置するという報道もあったが、なんとなく不気味な感じがするのは筆者だけではないだろう。ユーザーの生活音、環境音からターゲティング広告が送られてくるのは時間の問題だ。
こうした音声インターフェイスは今後、コンピューターのみならず、家電や車などの新しいユーザーインターフェイスとして採用されていくことは間違いないだろう。利便性とプライバシー問題のバランスを改めて問われる事態になりつつある。

ニュースソース

  • Amazonの音声アシスタント「Amazon Echo」が殺人現場の音声を録音?[Gigazine
  • Amazon Alexaのスキルが1万を突破ーー人気トップ10のスキルとは?[THE BRIDGE
  • 一周回ってイエ電復活。Google HomeとAmazon Echoに通話機能が追加されるかも[GIZMODE
  • Googleの人工知能アシスタントがAndroid 6.0以上のスマホにも登場、今後1年で日本語にも対応か[THE BRIDGE
https://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/12/ThinkstockPhotos-526179995-600x400.jpghttps://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/12/ThinkstockPhotos-526179995-130x130.jpg編集部ニュースキュレーションAI(人工知能),IoT,ハードウェア(スマートデバイス/コンシューマー),新製品少しまえから米国メディアで話題となっているのが殺人事件現場にあったアマゾンエコーについてだ。 アマゾンエコーとは日本では未発売のスマートアシスタントと呼ばれている情報家電で、人間の音声の問いかけに対して、AIなどが返答したり、要求されたアクションをするものである。年初の米国家電ショー(CES)でも、さまざまな家電機器に音声インターフェイスとして組み込まれることが発表されたことで、日本でも知名度が上昇中だ。 このアマゾンエコーが殺人事件現場にあったことで、事件解明につながる、なんらかの証拠となる音声がこれに録音されているのではないかということで、捜査当局がアマゾンに対して、データの開示を求めているのだが、アマゾン側はプライバシーの侵害にあたるとして、開示を拒んでいるということが報じられている。まさに、「家政婦は見た」ではなく「アマゾンエコーは聞いた」状態なのだ。 アマゾンのプライバシー保護の主張もさることながら、アマゾンエコーはどこまで聞いているのだろうか。そういえば、ラスベガスの高級ホテルでは全室にアマゾンエコーを設置するという報道もあったが、なんとなく不気味な感じがするのは筆者だけではないだろう。ユーザーの生活音、環境音からターゲティング広告が送られてくるのは時間の問題だ。 こうした音声インターフェイスは今後、コンピューターのみならず、家電や車などの新しいユーザーインターフェイスとして採用されていくことは間違いないだろう。利便性とプライバシー問題のバランスを改めて問われる事態になりつつある。 ニュースソース Amazonの音声アシスタント「Amazon Echo」が殺人現場の音声を録音?[Gigazine] Amazon Alexaのスキルが1万を突破ーー人気トップ10のスキルとは?[THE BRIDGE] 一周回ってイエ電復活。Google HomeとAmazon Echoに通話機能が追加されるかも[GIZMODE] Googleの人工知能アシスタントがAndroid 6.0以上のスマホにも登場、今後1年で日本語にも対応か[THE BRIDGE]IT第二幕を世界のニュースで横断読み解き。