マイクロソフトのウェブブラウザーであるエッジ(Edge)が業界標準の電子書籍ファイル形式EPUBに対応すると報じられている。これまで、ウィンドウズでEPUBファイルを閲覧するにはアドビデジタルエディションズなど、ユーザーがアプリケーションをインストールしなければならなかったが、これからはシステムがあらかじめサポートする形式になるので、利用するまでのハードルが下がった。これまでもマイクロソフトも技術資料をEPUB形式で発行することもあるのだが、自らのシステムが対応していないという矛盾があった。さらに、システムが標準で対応するファイル形式なので、一般に流通するドキュメントも安心してEPUB形式で提供できるようになるだろう。
ただし、一般に、電子書籍ストアで購入したファイルはDRM(Digital Rights Management)により、各ストア固有のリーディングシステムでなければ閲覧できないようになっているので、すべてのEPUBファイルに対応するわけではないので要注意。