マイクロソフトのウェブブラウザーであるエッジ(Edge)が業界標準の電子書籍ファイル形式EPUBに対応すると報じられている。これまで、ウィンドウズでEPUBファイルを閲覧するにはアドビデジタルエディションズなど、ユーザーがアプリケーションをインストールしなければならなかったが、これからはシステムがあらかじめサポートする形式になるので、利用するまでのハードルが下がった。これまでもマイクロソフトも技術資料をEPUB形式で発行することもあるのだが、自らのシステムが対応していないという矛盾があった。さらに、システムが標準で対応するファイル形式なので、一般に流通するドキュメントも安心してEPUB形式で提供できるようになるだろう。
ただし、一般に、電子書籍ストアで購入したファイルはDRM(Digital Rights Management)により、各ストア固有のリーディングシステムでなければ閲覧できないようになっているので、すべてのEPUBファイルに対応するわけではないので要注意。

お詫び:本稿の初掲載時本文で「アドビリーダー」と書きましたが、「アドビデジタルエディションズ」の誤りでした。12月20日に修正しました。

ニュースソース

  • Edgeが電子書籍ファイルのEPUBに対応。Paint 3Dプレビューも搭載 〜Windows 10プレビュー版「Build 14971」公開[PC Watch
https://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/11/ThinkstockPhotos-536772285-600x400.jpghttps://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/11/ThinkstockPhotos-536772285-130x130.jpg編集部ニュースキュレーションコンテンツ,情報通信,新製品,標準化動向,電子出版/コンテンツビジネスマイクロソフトのウェブブラウザーであるエッジ(Edge)が業界標準の電子書籍ファイル形式EPUBに対応すると報じられている。これまで、ウィンドウズでEPUBファイルを閲覧するにはアドビデジタルエディションズなど、ユーザーがアプリケーションをインストールしなければならなかったが、これからはシステムがあらかじめサポートする形式になるので、利用するまでのハードルが下がった。これまでもマイクロソフトも技術資料をEPUB形式で発行することもあるのだが、自らのシステムが対応していないという矛盾があった。さらに、システムが標準で対応するファイル形式なので、一般に流通するドキュメントも安心してEPUB形式で提供できるようになるだろう。 ただし、一般に、電子書籍ストアで購入したファイルはDRM(Digital Rights Management)により、各ストア固有のリーディングシステムでなければ閲覧できないようになっているので、すべてのEPUBファイルに対応するわけではないので要注意。 お詫び:本稿の初掲載時本文で「アドビリーダー」と書きましたが、「アドビデジタルエディションズ」の誤りでした。12月20日に修正しました。 ニュースソース Edgeが電子書籍ファイルのEPUBに対応。Paint 3Dプレビューも搭載 〜Windows 10プレビュー版「Build 14971」公開[PC Watch]IT第二幕を世界のニュースで横断読み解き。