
ITメディアによると、ヤフーがIBM Watsonを導入し、ユーザーの声の分析を始めたと報じている。ウェブの問い合わせフォームなどから送られてくるユーザーの声は年間340万件あるが、この処理を従来よりも30分の1程度に短縮できる見込みだということだ。この導入事例は、IBM Watsonが持つ自然言語認識の技術を使った好例だといえる。また、AIについて詳しくない人でもわかりやすい導入事例だと思う。
IBMはWatsonを“他のAI”(おそらく、利用が広がりつつある「畳み込みニューラルネットワーク」のような機械学習を指していると思われる)とは一線を画していることを強調していて、その特長を生かしているともいえる。こうしたシステムを社内で利用することで、どれだけのコスト削減、あるいは死蔵されていた情報の再活性化が行われるかについてとても興味深い。
ニュースソース
- ヤフー、年間340万件の“ユーザーの声”をIBM Watsonで分析 スピードは人の30倍[ITメディア]
https://i.impressrd.jp/archives/1017https://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/10/ThinkstockPhotos-476511721-1024x1024.jpghttps://i.impressrd.jp/wp-content/uploads/2016/10/ThinkstockPhotos-476511721-130x130.jpg編集部ニュースキュレーションAI(人工知能),企業戦略/業績ITメディアによると、ヤフーがIBM Watsonを導入し、ユーザーの声の分析を始めたと報じている。ウェブの問い合わせフォームなどから送られてくるユーザーの声は年間340万件あるが、この処理を従来よりも30分の1程度に短縮できる見込みだということだ。この導入事例は、IBM Watsonが持つ自然言語認識の技術を使った好例だといえる。また、AIについて詳しくない人でもわかりやすい導入事例だと思う。
IBMはWatsonを“他のAI”(おそらく、利用が広がりつつある「畳み込みニューラルネットワーク」のような機械学習を指していると思われる)とは一線を画していることを強調していて、その特長を生かしているともいえる。こうしたシステムを社内で利用することで、どれだけのコスト削減、あるいは死蔵されていた情報の再活性化が行われるかについてとても興味深い。
ニュースソース
ヤフー、年間340万件の“ユーザーの声”をIBM Watsonで分析 スピードは人の30倍[ITメディア]
NextPublishingの関連書籍
エバンジェリストに学ぶ成長企業のためのワークスタイル変革教本Vol.2
IoTやAIなど進化を続けるテクノロジーがワークスタイル変革に大きな影響を与えています。先進IT企業の'エバンジェリスト'が「企業を成長させるワークスタイル変革」について語りつくし、「これからの人間の働き方」について考えた1冊です。編集部編集部
np-center@impress.co.jpAdministratorIMPRESS INNOVATION LAB