超店舗検索―大学生が開発したケータイ検索サービスの発想とこだわり【後編】

仲里淳(編集部)

超店舗検索」は、ケータイのGPS機能を使って最寄のファーストフードやファミリーレストランの店舗位置が検索できるというサービスだ。細かいところまで作り込まれており、とても実用的なものに仕上がっている。このサービスを開発したのは、茨城県取手市を拠点に活動する現役大学生3人組。その開発経緯や設計へのこだわりは、企業のサービス担当者や開発者に読んでほしい、ユニークかつ深いものであった。このインタビュー内容を前編と後編の2回にわけてお届けする。

後編は、ユーザーインターフェイスの設計に対するこだわりと今後の展望について。
※【前編】はこちら

とことんまでこだわったのは
不要なものは載せないというシンプルさ


店舗を地図で表示。トップページからこの画面までは「飲食店の種類を選択(クリック)」→(GPS情報送信確認)→「店舗指定(クリック)」→「地図表示」と2クリックでたどり着ける。

●鈴木 超店舗検索では、こだわった点がたくさんあるんですよ。

たとえば「ぐるなび」とか「ホットペッパー.jp」とか、いろいろな店舗検索サービスがありますよね。それらをまず徹底的に研究しました。どうして使いにくいのかを。

そういったサービスで最寄りのマクドナルドを、しかも営業中の店舗を夜中の午前1時に検索しようとすると苦労するんです。「ナビタイム」の有料会員であってもすごく苦労する。

実際にやってみると感じると思いますが、あれこれ操作が必要で、情報量も一つの画面にたくさん詰め込まれてるから、目が泳いじゃう。「いったいどこを選べば目的の情報が見られるの?」って。

必要な情報だけをきちんと取捨選択してユーザーに提示して利便性を高めようと、極限までシンプルにすることを考えました。小学生でも最寄りでしかも営業中のマクドナルドが検索できるようなものにしようと。ケータイを使いこなせない人でも、1回クリックすれば済むっていう。

超店舗検索にアクセスすると、バーガー系っていうところにフォーカスが当たるようになっています。それをワンクリックさえすれば、GPSが起動して最寄りのハンバーガーショップがリストされる。しかもそれはなじみのチェーン店だけで営業中の店舗。閉店中だったら、何時から営業が始まるかっていう情報もある。地図には現在位置と目的地が表示されているので、近い場所なら小学生でもわかるだろうと。

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テストに継ぐテストで
心地よいユーザーインターフェイスと操作性を極める