インターネットを創った天才たち―「歴史人物館」より

井芹 昌信(All-in-One INTERNET magazine 2.0発行人)

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[ネットビジネスでおさえておきたいトピックを紹介]

ネットの風を読む

この1週間に、「All-in-One INTERNET magazine 2.0」の各セグメントメディアで取り上げた記事やテーマ、インターネット業界で起こった出来事やニュースの中から、注目トピックをピックアップ。

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前回は、マイクロソフトのヤフーへの買収提案の話題を取り上げたが、この5兆円とも言われる巨大な金額は、今日インターネットが経済に与えている影響の大きさと、インターネットがさらなる新ステージに突入しつつある予感を一般の人に認識させることになったと思う。今回は、このインターネット、さらに言えばコンピュータリゼーションの大元を創り出した偉人達のお話をしたい。

「All-in-One INTERNET magazine」のWebサイトでは、2006年の11月から「インターネット・サイエンスの歴史人物館」と題して、岩山知三郎氏による、コンピュータ・情報通信技術の歴史において多大な貢献を果たしたパイオニア技術者たちの伝記を掲載している。現在、私たちが広く享受している数々のデジタルパワーは、これらの源流からの恩恵なのである。

連載では、まずバネバー・ブッシュ(第1回)、クロード・シャノン(第2回)、アイヴァン・サザランド(第3回)の3人を取り上げている。コンピュータ・通信の世界に身を置かれている方には、ぜひ一度は読んでおいていただきたい日本初の本格的伝記だ。

バネバー・ブッシュは、科学技術計算とハイパーメディアの父と言われており、戦前から米国研究開発体制の礎を築き、インターネットの発明に関わる後進たちに多大な影響を与えたとされている。特に、高速な微分解析機を開発し、その後のデジタルコンピュータへの道を開いた功績が有名。

クロード・シャノンは、デジタル情報通信理論のパイオニアであり、あらゆる情報はビットで表現でき、その情報を符号化することで、ノイズが混入する通信経路でも誤りのない情報を伝達できることを示し、デジタル情報通信時代の幕開けを告げた。

アイヴァン・サザランドは、スケッチパッド、バーチャル・リアリティ、非同期高速コンピュータの開拓者であり、コンピュータ・グラフィクス、オブジェクト指向の原点になるシステムとして、その後のソフトウェアの発展に甚大な影響を与えた。いま話題のGUI(Graphical User Interface)を最初に本格的に研究したのも彼だし、インターネットの原始形である2台のコンピュータで通信を行ったのも彼とされている。

以下、現在執筆が終わっている偉人たちである。

今後、ダグラス・エンゲルバート(マウス、ハイパーテキスト)/ケネス・トンプソン(UNIX)/ヴィントン・サーフ(TCP/IP)/ロバート・メトカフ(イーサネット)などを掲載予定。ぜひ、ご注目ください。

関連情報:
インターネット・サイエンスの歴史人物館
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