Web 2.0がビジネス現場に浸透していく。話題のエンタープライズ2.0とは?
井芹 昌信(All-in-One INTERNET magazine 2.0発行人)
[ネットビジネスでおさえておきたいトピックを紹介]
ネットの風を読む
この1週間に、「All-in-One INTERNET magazine 2.0」の各セグメントメディアで取り上げた記事やテーマ、インターネット業界で起こった出来事やニュースの中から、注目トピックをピックアップ。
「Web 2.0」がブームになって久しいが、最近「エンタープライズ2.0」という言葉が登場している。エンタープライズ2.0は「Enterprise Web 2.0」とも言われ、Web 2.0的なツールや思想を企業情報システムに適応させたソフトウェア、またはシステムのことを指している。具体的には、Webをプラットフォームと捉え、検索、ブログ、Wiki、SNSなどのWeb 2.0的なツールを活用する点に特徴がある。
それゆえ、エンタープライズ2.0はこれまでの企業情報システムと一線を画す、以下のような効能を生み出すと予測されている。
- 柔軟性がありオープンである。
- 安価に導入できる。
- 社内だけでなく、(インターネット上の)社外の情報も区別なく扱える。
- 売上などの結果データだけでなく、人に付随する情報や知識を扱える。 など
またエンタープライズ2.0は、SOAやEAなどの本格的なシステム構築の手法とも融合し、基幹システムから顧客が作り出すCGMまでをシームレスに連携してくれる、という期待もある。(詳しくは、「エンタープライズ2.0 Forum」を参照してほしい)
エンタープライズ2.0は新しい概念なのでまだはっきりした形は見えていないが、縮めて言えば、「オープンでインターネット的な思想が企業内のビジネス現場にも入り始める」ということだ。
これから企業に入ってくる新入社員は、小学生のときからインターネットを使ってきた人たちになる。彼らが培ってきた情報リテラシーは、おのずとエンタープライズ2.0を求めていくことだろう。
関連情報:
エンタープライズ2.0 Forum




